1.☆2『読書は「アウトプット」が99%』藤井孝
▶目的:読書における知識会得率の向上
▶内容
1.アウトプットすることで知識はより定着する
様々な方がすでにアウトプットの大切さに言及していますが、この本も同様です。本全体を通して、この点を訴えてくれるので、「アウトプットをしよう」という気持ちにさせてくれます。残念な点としては、具体的な数値でどれくらい定着率が上がるのかや、エビデンスの記載がないことです。
アウトプットの方法として①話す②書く(メモ、感想、レビュー、まとめなど)、③実践するが挙げられています。
2.大切なことはどの時代でも(基本)同じ。古典を読もう。
ドラッガーやカーネギーなど古典とも言える本は数百冊~数千冊あると思います。直近の本から価値ある本を探すことは容易ではありませんが、これら古典の多くは価値がすでに証明されたものです。
3.本の読み方について
気に入ったフレーズは「精読と乱読は、本によって使い分ける」。乱読では全文を読む必要はなく、気になった部分のみを読む。また本への書き込みなども推奨している。
▶結論・感想
起業家である著者が知識の獲得方法として薦める「アウトプット」。重要性はある程度認知しているつもりでしたが、あまり実践できてはいなかったと思います。これからはアウトプットを重視するとともに、その方法も効率化していきたいです。
▶P.S.個人的には著者が巻末で紹介する「おすすめの18冊」が気になるので購入予定。